明るい兆しの中にも
和歌山地域通訳案内士会を2019年に発足して丸3年が経ちました。
発足当時は、まだまだ外国人観光客の来訪者数も右肩上がりで増えており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
新型コロナも3ヶ月程度で終息するだろうと思いながら2年半・・・
「これから」というと言う時にまさかの大失速。
先日の記事で、2年半ぶりに外国人観光客をご案内した内容のものを投稿しました。
2年半ぶりのお客様
明るい兆しが見えつつもありますが、まだまだ厳しい状況には変わりはありません。
そんな中、このコロナ茶番で学んだことは、インバウンド頼りにすることの危険さでした。
新たな事業の柱を作らなければならないと模索しながら、いまだインバウンドに代わるような大きな柱もなく、小さな英語教室をする程度にとどまっています。
すべて私の責任です。
息切れ
そして、これまで代表として必死に働いてきましたが、そろそろしんどくなってきました。
「しんどい」というのは、収入がなくなり貯金を食いつぶしているからです。
かといって、この仕事をしていると定職にも就けません。
定職に就けば就いたでしんどいこともありますが、この状態もしんどいです。
死活問題だからです。
やりがいはありますが、やりがいだけでは生活はできません。
定職に就いていてガイドを副業としてやり、ややこしそうな依頼があれば「あ、それはできません」とか、「その日は無理です」とか「本業が・・・」とか「だれもいなければもう一回声をかけてください(これ、よく言われました)」とか言う方が楽なような気もします。
「だれもいなければ・・・」というのであれば、「予定が入っているのですが何とかします」言ってくれた方がこちらとしては、そのガイドさんへの評価は上がります。
今は立候補制にしていますので、そういったことはなくなりましたが、「だれもいなければ」と言われればまた他の人に依頼をかけなければなりません。
それで誰もいなければまたその人に連絡を取って・・・
そうすることでかなりの時間を消費してしまっていました。
「だれもいない」ということはたまにあることで、結局その「尻拭い」を私がやっている形です。
特にスルーガイドの依頼は当会の会員で対応できる方が非常に少なく、まず私が受けることになります。
他には窓口対応、会議や打ち合わせ、イベント・勉強会・現場研修の企画などをしなくてはなりません。
まあ、これらは事務員に任せればできますが、そうなれば出勤してもらわなければいけません。
そうすれは賃金が発生します。
実際、こういった業務というのは当会への収入が発生しませんので、会としては丸損になります。
今は国や市の助成金で何とか食いつないでいる状態なので、あまり事務員に出勤をさせることもできません。
まさに悪循環です。
後継者の育成が急務
この状況から脱出するためには、早くスルーガイドでも対応できる「後釜」を育成しなければなりません。
しかし、スルーガイドをするのであれば、かなり自由度の高いフリーランスや副業を持たれている方か、定年退職後で時間の制約が少ない方か、職場の理解がかなりある方くらいでしか今のところこの仕事はできません。
その一番のネックが不安定な収入とガイド料の安さです。
ちなみに、当会では定年退職後の方は、よほどのことがない限り採用しません。
面倒な人が多いからです。
「ガイド」という仕事が色んな人の選択肢の一つとして考えてもらえるようになるためには、この点をなんとかしない限り無理だと思っています。
奈良ではすでに200人がガイドを生業としています。
和歌山でもできないはずはありません。
当会ではガイド料の一部を運営資金に充てているため、「ガイド料が安い=会の収入も安い」ということになます。
ガイド料の金額は会の運営・存続にも大きく関わってくるのです。
ガイドを副業に?
また、いつ来るか分からないスルーガイドの依頼や、いつ来るか分からない旅行会社さんなどからの問い合わせに対応するために定職にも就けず収入もない「飼い殺し状態」になっている私を見て妻からは「なんであなただけ辛くてしんどい目に合わなければならないの?」とよく言われます。
私はこれまで辛いとか、しんどいとか思ったことはなかったのですが(なのでここまで来れたのだと思います)いよいよ「収入」という現実的なことが見えてき始め、少ししんどくはなってきています。
他にやりたいことも出てきました。
私もそろそろガイドや会の代表の業務を、本業ではなく副業としてやらなければならない日が近づいていると感じている今日このごろです。
