「してもらう」のではなく「してあげる」

他人から「してもらう」立場にいる人間は足りないことばかりが目につき、不平不満ばかりを口にする。

しかし、社会人になったら「してあげる」側に立って、周囲に貢献していかなくてはならない。

ー稲盛 和夫ー 生き方より

京セラがまだ中小企業だったころ、入社間もない大卒社員が「もっとましな会社かと思っていたら、福利厚生もしっかりしていないし、待遇もよくない」と稲盛さんに文句を言ってきたそうです。

そこで稲盛さんは「たしかに今はまだこの会社は小さく、十分な設備も制度もない。しかし、これから会社を立派にして十分な福利厚生のある会社にしていくのは、これからキミたちの働きいかんだ。してもらうのではなく、自分でつくり上げるものだ」と叱ったそうです。

当会も協力的な会員さんがいつも本当に助けてくれています。

感謝です。

一方で、今の職場(当会も含めて)の文句を言っている人は、たとえ転職しても、他の団体に行っても、同じことを繰り返すでしょう。

そして、「〇〇してもらって当然」と考えている人は、どこに行っても成功はしません。

「この会社が発展するために、私ができることは何だろう?」と考えてみることです。

結果、上司や、中小企業であれば経営者から引き上げてもらえます。

人間には「反報性の法則」があります。

反報性の法則とは、何かしてもらったら、お返しをしたいという心理が働くことを言います。

例えば、スーパーで無料の試食を勧められ、買うつもりはなかったのに買ってしまった場合などもそれに当たります。

上司や経営者は、部下の、会社に対する協力的な面があれば必ずそれを見ています。

そして、コイツに何か見返りをあげたいという心理が働きます。

私も一応経営者の端くれですので、よく分かります。

他方、「〇〇してほしい」とか「ガイド料は〇〇円くらいはほしい」と、自分の要望ばかり言ってくる人には「もちろん」、そういった心理は働きません。

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