インボイス制度とガイド業

ガイド業にも大きな影響があるインボイス制度。
今回は、そのインボイス制度とともに、そもそも消費税とはどういうものなのか?というお話からご紹介いたします。

テレビでもお馴染みの京都大学大学院教授・藤井聡氏が、税理士で公認会計士の森井じゅん氏と消費税の仕組みとインボイスについて詳しく解説してくれています。個人事業主の皆さんには関係大ありの内容です。

  • インボイス制度とは?
  • 個人事業主は年間165,000円損をする?
  • 消費税は預かり税ではない
  • 消費税と源泉所得税の違い
  • 消費税は自国への経済制裁
  • 1987年の中曽根内閣時代に「売上税」として導入しようとしたが、猛反発を受けて見送り
  • そこで「消費税」という名前に変えて「消費者が支払っている」というプロパガンダを刷り込んだ
  • 消費税をヨーロッパでは「付加価値税」と呼ぶ
  • 消費税は「賃金上げると罰金税」
  • インボイス制度は「納税者のなすりつけ合戦」

「インボイス」という大増税! 消費税が導く日本崩壊のシナリオ

個人事業主であるガイドは末端の立場にいる以上、「納税者のなすりつけ合戦」の被害に一番遭う可能性があります。

今は経過措置として2割特例という制度もありますので、今あわてて課税事業者になる必要はないと思います。

ワクチンもそうでしたが、「打たないといけない」と思って正直に打ってしまった人も多いと思います。
今回のインボイスも「登録しないといけない」と思って言われるがままに登録することなく、自分から情報を取って判断されることをお勧めします。

情報は多角的・自発的に①
情報は多角的・自発的に②

他のインボイスの解説動画はこちら

後回しは敵

仕事運のいい人には共通点があります。

いいこと聞いたらすぐ実行。

仲間や先輩からいいことを聞いたら、それを自分の仕事に取り入れるのが格段に早いのです。

中にはこう思う人もいるかもしれません。

そんなにいいことだったら、しばらく考えてからでも同じでしょ?

ところが、これが違うのです。

取り入れるスピードが命になってくるのです。

なぜなら、すべての情報には旬があるからです。

今、その人の耳に入ってきたということは、その人にとって旬なことなのです。

もうちょっと考えてからやろうとか、もうちょっと周りの様子を見てからやろうとか、そういうふうに、せっかくのいい情報を自分の懐(ふところ)で温めてはいけません。

自分の中で寝かせていると、旬が過ぎてしまいます。

そして、「さて、そろそろ」と腰を上げたころには、みんなが先にそれに取り掛かっていて、ものすごい差が生まれているのです。

微差が大差になる。

それが仕事というものです。

とにかく、早いだけで合格、遅いだけで失格なのです。

いいこと聞いたらすぐ実行。

これができる人のところに、仕事のツキは集まってくるのです。

ー斎藤 一人ー

あるお客様に電話で問い合わせをしようと思った時、金曜日の16時を過ぎていました。

あなたならどうしますか?

以前、ある会員さんに同じようなことをお願いをした時に「わかりました。今日は金曜日なので月曜日にします」と言われたことがあります。

私には理解不能でした。

終業までまだ1時間近くあるではないですか。

つい最近、取引先にお願いすることがありました。

この時、同じように金曜日の16時30分を過ぎていました。

どうしても月末までにしていただかないといけない案件でしたので、その場ですぐに電話をしました。

結果は「28日には準備できます」でした。

これを「月曜日にしよう」と、後回しにしていれば間に合わなかったかもしれません。

先延ばしにすると、再びそれに取り掛かるまで、先延ばしする前より大きなエネルギーが必要になります。

それがどんどん蓄積され、しまいには「ああ、あれか、面倒やな。もういいかな」となってしまいます。

一日でも早い方が早く結果が分かります。

早く結果が分かればすぐに改善できます。

すぐに改善ができれば、それだけ成功に早くたどり着けます。

「行動は一日でも早く」です。

私は「後回しは敵」と自分にいつも言い聞かせています。

「してもらう」のではなく「してあげる」

他人から「してもらう」立場にいる人間は足りないことばかりが目につき、不平不満ばかりを口にする。

しかし、社会人になったら「してあげる」側に立って、周囲に貢献していかなくてはならない。

ー稲盛 和夫ー 生き方より

京セラがまだ中小企業だったころ、入社間もない大卒社員が「もっとましな会社かと思っていたら、福利厚生もしっかりしていないし、待遇もよくない」と稲盛さんに文句を言ってきたそうです。

そこで稲盛さんは「たしかに今はまだこの会社は小さく、十分な設備も制度もない。しかし、これから会社を立派にして十分な福利厚生のある会社にしていくのは、これからキミたちの働きいかんだ。してもらうのではなく、自分でつくり上げるものだ」と叱ったそうです。

当会も協力的な会員さんがいつも本当に助けてくれています。

感謝です。

一方で、今の職場(当会も含めて)の文句を言っている人は、たとえ転職しても、他の団体に行っても、同じことを繰り返すでしょう。

そして、「〇〇してもらって当然」と考えている人は、どこに行っても成功はしません。

「この会社が発展するために、私ができることは何だろう?」と考えてみることです。

結果、上司や、中小企業であれば経営者から引き上げてもらえます。

人間には「反報性の法則」があります。

反報性の法則とは、何かしてもらったら、お返しをしたいという心理が働くことを言います。

例えば、スーパーで無料の試食を勧められ、買うつもりはなかったのに買ってしまった場合などもそれに当たります。

上司や経営者は、部下の、会社に対する協力的な面があれば必ずそれを見ています。

そして、コイツに何か見返りをあげたいという心理が働きます。

私も一応経営者の端くれですので、よく分かります。

他方、「〇〇してほしい」とか「ガイド料は〇〇円くらいはほしい」と、自分の要望ばかり言ってくる人には「もちろん」、そういった心理は働きません。

こちらの記事もご参考にされてください。
心の持ち方、物の見方

嫉妬を味方にする

目標を小さくし、成功体験を積み上げる

現在、多くのトレイニー募集をおこなってくれています。

トレイニーは先輩ガイドが実際に案内しているところを見ることができるので非常に学びが多いです。

トレイニーでどのように感じられるかは、みなさんの捉え方次第だと思いますが、まずはその先輩ガイドと同じレベルに一気に行こうとしないことです。

一気に行こうとすると「あぁ、自分には無理だ」という思考になり、成長が止まってしまう可能性があります。

なので、まずは目標を小さく持って、どこにテーマを置くかを事前に決めて参加するといいと思います。

漠然と参加するよりも確実に吸収できます。

何か一つでも学びがあれば、それを自分のガイドに活かすことにより成長します。

説明も同じです。たとえば、

  • 杉と桧の違いの説明ができるようになったら、桧皮や材の用途について説明できるようにする(建築材料とか皆地笠とか)
  • 桧皮の用途について説明ができるようになれば、原皮師(もとかわし)と桧皮葺職人の説明をできるようにする。
  • 原皮師(もとかわし)と桧皮葺職人の説明ができるようになれば、間伐について説明できるようにする。
  • 間伐の説明ができるようになれば、天然林と人工林の割合について説明できるようにする。
  • 天然林と人工林の説明ができるようになれば、日本における木材自給率の変遷について説明できるようにする。
  • 日本における木材自給率の説明ができるようになれば、状態がいい植林とそうでない植林の違いについて説明できるようにする。

歩きも同じです。たとえば、

  • 滝尻~高原を歩けるようになったら、次は高原~近露まで歩けるようにする。
  • 高原~近露を歩けるようになったら、道湯川橋~本宮大社まで歩けるようにする。
  • それができるようになれば大雲取越を歩けるようにする。
  • 大雲取越を歩けるようになれば、小辺路にチャレンジする。

そうやって一段一段、小さくてもいいので確実に階段を上っていくように成功体験を積み上げていけば、気づいた時にはかなり高いところまで上って来た自分に気づくはずです。

それは、今後みなさんが後輩を受け入れた時に気づくはずです。

一緒にがんばりましょうね。

そのレベルに到達するかどうかは嫉妬をするかどうか

先ほどの話題の続きになりますが、その先輩の案内を見て自分がどう思ったかを考えてみるのもいいと思います。

たとえば、素晴らしいと思ったり尊敬をするという感情もあるでしょう。

一方で、嫉妬をする時もあるかもしれません。

嫉妬をすることは、一見ネガティブな感情と思われるかもしれません。

もちろん、普段の生活では良くないでしょう。

しかし、ある人のガイドを見て嫉妬するようであればそれは、「自分の手が届く範囲にある」ということです。

頑張れば到達するレベルです。

こう考えると、嫉妬もポジティブに捉えることができます。

では、嫉妬しない状態とは、どういうことでしょうか?

たとえば大相撲を見て力士が豪快に相手を投げ飛ばしたとき、その力士に対して嫉妬するでしょうか?

おそらく「すごいな!」「強いな」「上手いな」で終わるはずです。

間違っても「あいつを越えてやる」「俺ならもっと上手く投げ飛ばせる」とは思わないでしょう。

レベルが違いすぎるからです。

嫉妬するということは、自分もそのレベルになれるということの裏返しです。

私のレベルなんか、どんどん追い越していってください。

少なくとも、皆さんがガイドを続けている限り、その日は必ずやってきます。

あ、度を越して、間違っても先輩を恨んだり、ライバル意識をむき出しにしないようにお願いします(笑)

尊敬しつつ、密かに追い抜きましょうね(笑)

目の前の「壁」は「階段」だった

ガイドをしていると楽しいことばかりではないこともあります。

そもそもガイドも人と人との付き合いなので、合う人と合わない人がいます。

日本人同士でもそうなので、やはりお客様とも性格というか、相性というか、合わない人に当たることもあります。

また、非常に稀ですが、様々な問題が起こり疲労困憊になる場合もあります。

その時、それがとてつもなく高い壁に見えることがありますが、実際に登ってみれば、それが高い階段だったりすることがあります。

そしてその先の階段は、段差が低かったりします。

高いと思っていた壁の前であきらめてしまえば、そこでその人の成長は終わりです。

しかし、登った後にはさらなる成長があります。

神様は越えられない困難は与えないとよく聞きます。

人は生まれて来る時、「自分は魂の成長のために、今世ではこの国のこの地域で、この親の元に生まれて、こういう課題をクリアする」と神様にお誓いしてから生まれてくるとも聞いたことがあります。

「子は親を選べない」ともよく聞きますが、実際はそうではなく、その逆だったりします。

何か壁にぶち当たった時は、自分の成長のチャンスと前向きに捉えるようにしたいものです。

私はスルーガイド2回目にして連日問題が起こり、大変な思いをしました。

しかし、ここで「やめよう」と思わなかったのは、「ま、いっか」という神経の図太さでしょうか(笑)

反省を活かして次回から改善することはもちろん大切ですが、過ぎてしまったことをずっと気にしていても過去は変えられません。

できることは、次にどうするかです。

そこに成長があります。

もし、みなさんが「壁」にぶち当たった時は、このことを思い出してください。

山の快適歩行術

熊野古道となると歩く練習も必要になってきます。

歩き方にはコツもありますし、姿勢も重要です。

その方法を分かりやすく解説してくれている本が「山の快適歩行術」です。

詳しくは本を買っていただいて読んでください。

ここでは一部抜粋してご紹介いたします。

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登山に必要な体力を向上させようとして、筋力トレーニングをしたり、ランニングで心肺機能を上げたり、日常生活の中でトレーニングをしている方もいるでしょう。

しかし、私は自分の体を軽くすることがまず最優先だと思います。

体脂肪率が男性で20%以上、女性で25%以上あるなら、食生活を改善したり、日常的な運動習慣を増やして体脂肪率を減らすことで、登山しやすい体が出来上がります。

(中略)

体脂肪が減ると体が軽くなるだけでなく、体の柔軟性が上がったり、関節の可動域が広がるメリットも得られます。

そして運動習慣によって体脂肪を減らすと、同時に歩行に関わる下半身の筋力が増えるので、歩行能力を高めることができます。

ここで忘れてはならないのが、筋力トレーニングによる効果は限定的で、問題点もあるということです。

それは以下の3つです。

  • 一日数十分から数時間程度の運動では、一日中歩き続けるための筋持久力は鍛えられない。
  • 体の一部の筋肉だけを肥大させると、体のバランスが崩れかねない。
  • 急激な筋力向上は硬い筋肉をつくり、トラブルの原因になる。

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間食をやめるだけでも体重は減ります。

ご飯も一段と美味しくなります。

長距離を歩き通せるようになるには、やはり「現場100回」だと思います。

歩く頻度を増やすことによって、歩ける距離や時間も長くなっていきます。

そうなってくると、難易度の高いコースを歩いた時も思ったよりしんどくなく「あれ?今日は大丈夫」という体験をした方もこれまで何人かいます。

みなさん、たくさん歩きましょうね。

「歩けない」「しんどい」「無理」と言っている方に共通することは「歩く練習をしていない」ということだったりします。

あとは「あのコースは歩けない」「怖い」という先入観。

要は慣れの問題です。

一回歩いただけで「もう無理」というのはちょっと早すぎます。

滝尻~高原をあまり歩けなかった人が、今はそのコースをガンガンガイドに行っています。

それどころか、今は滝尻~継桜までも歩けています。

「年齢が・・・」という方もいます。

私のお客様に72歳のご夫婦がいました。

その日のコースは小雲取越。

その方は「歩く前に2kmジョギングをして来た」という強者でした。

なので、80代の方はともかく、あまり年齢を言い訳にできないと思いますよ。

この他にも、この本では自分の体の癖のチェック方法や、登り、下りの際の姿勢、重心移動、膝が笑わないようにするための方法、ポールの使い方などを写真入りで分かりやすく解説してくれています。

これが絶対に正しいとは言いませんが、一度試してみてはいかがでしょうか。

山の快適歩行術

自分視点で考えていませんか?

今となってはお世話になった上司に直接恩返しすることは難しい状況です。

しかしそうやって育てて頂いた世代ができることは、上の世代から受けた恩を下の世代に回すこと。

恩返しはできなくても恩回しはできるのです。

ー森岡 毅ー USJを劇的に変えた、たった一つの考え方より

以前「私が一生懸命教えて育てたのにすぐやめてしまった」と、ある人から聞いたことがあります。

時にはそういうこともあると思います。

しかし、それが頻繁に起こるようであれば、まずは自分に原因があるのではないかと、一度立ち止まって疑ってみた方がいいかもしれません。

そういう人はだいたい、結局は自分の都合のいいように物事を考えていることが多いようです。

それでは人はついてきてくれません。

そして、出し惜しみもいけません。

「これは私が苦労して得た情報だから言わないでおこう」という考えがあるなら、それはやめたほうがいいと思います。

研修で私は常に出し惜しみせずに洗いざらい自分の知っていることをお話しています。

お伝えするのを忘れる時はありますが(笑)

自分視点でしか物事を考えられない癖は、意識しなければなかなか抜けないようです。

そういう場合は、まずは形だけでもいいので、神社やお寺、神棚、仏壇などの前で、他者の幸せを口に出して祈るといいかもしれません。

そうすることで、自然と他者への思いやりや、物事全体を見る習慣がついてきます。

言葉の力は偉大です。

薬師如来は現世利益の仏(情報は多角的に)

今さらですが、仏教の勉強をしています。

今はあまりガイドに出ることはありませんが、お客様にも聞かれることが多いので、もしガイドで聞かれた時に答えられるようにするためでもあります。

しかし、今回一番言いたいことは「人が言っていることや常識とされていることを鵜呑みにせず、なぜそうなのかと思うこと」そして「情報は多角的に取って判断すること」の大切さです。

こうして勉強をしていると、違うところでつながってきたりします。

以下は私の考察であり、私はひねくれているので間違っているかもしれません。

この考えを支持する・支持しないはお任せします。

薬師如来は現世利益

仏教の本の中で、薬師如来についてこういう記述があります。

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薬師如来はサンスクリット語で「バイシャジア(医者)グル(師)」であり、「薬師」は漢字の意訳です。

経典には、かつて菩薩だった頃、自分の名前を唱える者を病や障害などから救うなど、12の請願を立て、その願いが叶い、仏(如来)になりました。

左手には薬壺(やっこ)を持ち、左右に日光と月光の両菩薩を従え、さらにその周囲に十二神将を配します。

典型的な現世利益の仏と言ってよく、古来、日本では病気平癒や怨霊対策に霊験あらたかとされてきた。

しかし、起源はいまだに判明せず、その信仰はほぼ日本だけに限られます。

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薬師如来は現世利益の仏です。

今、三山の神々についてはこう言われていますよね。

本宮=来世

新宮=過去

那智=現世

「あ、そうなんだ」と鵜呑みにしていませんか?

しかし、以前この通信でもお話した闘鶏神社では

イザナミ(本宮)=現世と来世

速玉=現世

コトサカオ=過去

となっています。

闘鶏神社は本宮からそっくりそのまま勧請されてきたものなので、本宮大社も以前はこうであったはずです。

本宮=来世、速玉=過去、那智=現世となったのは、熊野三山協議会での取り決めらしく、このようになったのはごく最近とのことです。

どういった経緯でそうなったのかは分かりませんが、本宮大社では主祭神がイザナミから熊野坐神となったり、最終的にはスサノオに変わっていることや、速玉大神がイザナギとなったこともおそらく関係があると思います。

考えられる理由は2つ

こうなってしまったのには、2つの理由が考えられます。

一つ目は、主祭神が時代によって変わっていることです。

熊野では早くから神仏習合(神仏混淆)ではありましたが、仏教の影響が強く、三山の本地仏は確固たるものでずっと変わっていません。

本宮=阿弥陀如来

速玉=薬師如来

那智=千手観音

しかし、主祭神に関しては先述の通り、時代によって変わってしまっています。

仏様はずっと変わっていませんが、主祭神は「ぶれぶれ」なのです。

もう一つ考えられる原因は、明治の神仏分離令だと思います。

熊野は古くから神仏習合であったものを、明治時代に神道の神社に無理やりしてしまったため、神道の主祭神にちなんで現在・過去・未来を当てなければならなくなったからでしょう。輪廻転生は仏教の考え方であり、神道では、人は死んでからは氏神となります。現在・過去・未来という考え方も、仏教にちなんだものです。ということは、そもそも三山の現在・過去・未来も仏教の仏様にちなんだものだと考える方が腹に落ちます。

主祭神が変わったことと、神仏分離令のおかげで、神道の神様を元に現在・過去・未来を当てなければならなくなったことにより、従来の解釈では無理が出て来たことが、現在の本宮=来世、新宮=過去、那智=現世という取り決めになったのでしょう。

考察が長くなりましたが、少なくとも、速玉さん(薬師如来)は過去ではなく、間違いなく現世です。

「それでも速玉は過去だ」とおっしゃるのであればそれはそれで構わないと思います。

熊野三山協議会がそう言っていて、今はそれが通説になっているので。

でも、薬師如来は本来、現世の仏であるという「常識」は知っておく必要があると思います。

よそで話して恥をかかないために。

なので速玉さんの説明をする時には、「薬師如来は本来、現世の仏ですが、ここでは過去ということになっている」という説明でいいかと思います。

以前から繰り返しお伝えしている「情報は多角的に取ってから判断する」ということの大切さを、改めて認識しましたので、ここでシェアさせていただきました。

こちらの記事も参考にされてください。
情報は多角的に(最近の台風は本当に強烈?)

一番大切なのは人間性

意欲と責任感という言葉を使いましたが、上に立つ人間が見ているのは、簡単に言えばその人の情熱です。

能力は二の次なのです。

たとえ才能があったとしても、その才能が仕事の現場で通用する能力に育つかどうかは情熱にかかっています。

ー國分 利治ー

そして、いくら能力があっても人として問題がある人は、ガイドはおろか社会にも馴染めないということになります。

きちんと人の目を見て挨拶をしない、人の話を遮る、期限を守らない、遅刻をする(またはギリギリに来る)、任せた仕事をいつまでも放置するなど、人として当たり前にできることができない人がこれに当たります。

能力は情熱があれば向上します。

しかし、人間性については、本人が気づかない限り、他人がいくら注意しようと、まず直ることはありません。

ガイドはスキルももちろん重要ですが、一番大切なのは人間性です。

プロとしての意識を!

和田通信で以前会員さんに苦言を呈した時の記事です。

プロとしての意識の欠如が見られる会員がいましたので注意喚起をしました。

どの職業においても同じだと思いますのでご参考にされてください。

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まず人間としての良識を養うこと。

良識の欠けた人間は、いかに優れた個性があっても、結局は世間の信用を失ってしまう。

セールスマンにおいては、殊に然りである。

世間を相手に立ち働くお互いは、人間としての信用を失ったらまったくゼロに等しい。

商品を売るということは、とりもなおさず自分という人間を評価してもらうことである。

ー松下 幸之助ー

商売はともすれば、売上に目が行ってしまうが、幸之助はどんな時も根本の部分、すなわち、社会人としての良識が社員に高まって初めて会社、そして社会の発展がなされるという原則を厳しく認識していたのである。

「松下幸之助から未来のリーダーたちへ」より

そんなに簡単にガイドはいません

一旦ガイドを引き受けてくださった場合は、責任をもって遂行していただくよう、お願いいたします。

病気やケガや身内の不幸などは仕方ないとしても、個人的な予定が入ってダメになったということは極力避けてください。

うちの中ではこんな人はいないと思いますが、「自分がダメになっても代わりはいる」という安易な考えがもしあるなら、それはやめていただきたいです。

実際、特に日程が迫ってからの変更はガイドがなかなか見つかりません。

この繁忙期に、再手配に多くの時間を奪われます。

私はつい最近、急遽ピンチヒッターで出ましたが、すでに入れている予定をキャンセルしてガイドに出ました。

今月はそこしか空いていなかったものを蹴って受けました。

誰もいなかったからです。

ちょっと厳しいことをあえて言わせていただきます。

私は幸い(これは自慢になりますが)今まで年間120~150日を5年間受けていた時、誰かに代わってもらったことはただの一度もありません。

病気もケガもありません(指はケガしましたが)

いや、代わってもらったことはあります。

発心門王子~本宮大社に行く予定だったのが、同じ日に難コースの依頼が入り、それを誰も受けてくれなかった時です(笑)

それは何回もあります(笑)

それ以外はありません。

体調を崩した時もありましたが、不思議とガイドのない日でした。

しかし、普段から体調管理や車の運転やケガの予防などに気を付けていることは確かです。

プロとして、本業として、一旦受けたからには絶対に遂行するという強い意志があったことは確かです。

プロとして

体調管理や車の運転やケガの予防などは、普段の小さな心がけの積み重ねです。

プロとしての意識の問題です。

みなさんは個人事業主のプロです。

今受けられている依頼はプロとして責任をもって遂行してください。

特に今は繁忙期なので代わりはいないと思っておいてください。

本当にいませんから。

本業との問題

本業との兼ね合いで予定を変更される方もいます。

本業は大切です。仕方ない部分はあります。

しかし、以前TBさんに度重なるガイドの変更をお知らせした時、苦言を呈されたことがあることは確かです。

TBさんもその度にお客様にお知らせしないといけないからです。

そのお客様も「またか」となります。

自分の変更が当会だけでなく、旅行会社さんやその先のお客様にまで迷惑をかけているということは分かってください。

先方との信用問題もあります。

それを「本業が」と言われても、「こっちも本業ですが」と言いたいくらいです。

トレイニーも同じです

トレイニーに関しても然りです。

トレイニーを募集するまでには、

①まず旅行会社さんに許可を取り

②旅行会社さんには、お客様ご本人に同行の許可を取っていただき

②それを確認してから当会のメインガイドにも同行の許可を取り

④皆さんに募集をかける

という手順を踏みます。

はっきり言って手間が非常にかかります。

当会にも、旅行会社さんにも、お金も何も発生しないのに時間だけがかかっています。

このことも分かってください。

それを「やっぱりダメでした」とか「行きません」と安易に断らないようにお願いいたします。

ダメになれば当会はもちろん、旅行会社さんもお客様に再び連絡を入れなければなりません。

信用をなくしますよ

あまり「ダメになった」を繰り返していると、あなたと当会との信用も無くしますよ。

そして当会と旅行会社さんとの信用も無くします。

最終的には「トレイニーは今後受け付けない」とも言われかねません。

あなたの当会への信用失墜が、当会の旅行会社への信用失墜につながります。

こうなればもう、本業とか副業とかの問題ではなく、もはや人としての問題です。

最後に

私もそろそろ梅の作業が始まります。

みなさんがダメになっても簡単に代われないですよ。

個人で受けていた場合で、自分の都合が悪くなったらどうするんですか?

旅行会社さんからは「自分で代わりのガイドを探してください」と言われますよ。

組織の有難みをご理解くださいね。

スケジュール管理に始まり、普段からの健康管理やケガへの注意など、普段からの小さな心がけをよろしくお願いいたします。

そして受けた依頼は責任をもって遂行してください。

あ、足に異状がある場合は無理を押してしないでください。

今後のガイド生命にかかわることになるかもしれませんので。

その時は遠慮なくおっしゃってください。

くれぐれもよろしくお願いいたします。

こちらの記事もご参照ください。
ガイドに必要な人格とは?

学び→直感

自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生みだしたと思っていても、本当はすべてこれ他から教わったものである。 

教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。

幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から。

そうした今までの数多くの学びの上に立ってこその自分の考えなのである。

自分の知恵なのである。

だから、よき考え、よき知恵を生み出す人は、同時にまた必ずよき学びの人であるといえよう。

ー松下 幸之助ー

私の場合、直感に従って行動した時、後でその判断が正しかったということが多いです。

羽生善治さんも、直感でひらめいた一手が、結局あとからあれこれ考えた手よりも正しかったということがあるそうです。

この直感は、まさにこれまでどれだけ自分が学んできたか、経験してきたかによって得られるものだと私は思っています。